国内最大の打撃系格闘技イベント。『Krush』を主催するグッドルーザーの運営で2014年に旗揚げされ、以降K-1はK-1グループ内で『Krush』『KHAOS』の上位イベントとしての位置づけとなる。基本的にはキックボクシングだが、ヒジ・組み付き(首相撲など)は一切禁止。選手とは独占契約のためグループ外との交流は基本ない。
2008年旗揚げ。元々は全日本キックとFEGの共同開催だったが、その2つが解散・休止してからはグッドルーザーが後を継ぎ、Krushは実質的な全日本キックの後継団体となる。2014年のK-1グループ設立後はK-1の下位イベント的な位置づけとなるが、現在はそのイメージを払拭すべくK-1とは違う魅力を持つイベントを目指す。
2017年にK-1、Krushに続くK-1グループ第三のブランドとして設立された。新鋭ファイターたちが争う場で、位置づけとしてはKrushのさらに下位。毎回大会テーマが設けられ、当日のクジ引きで対戦相手が決まるカオスロイヤル、優勝者ファイトマネー総取り戦、関東vs関西全面戦争…など趣向を凝らした演出になっている。
元MAキック王者・伊藤隆がプロデュースするイベントで業界2位。地上波放送を持つ国内最大のMMA団体『RIZIN』と提携したことで那須川天心がブレイク、他にもスター選手を輩出しつつあり今やK-1に迫る勢いを見せている。アマチュア部門も定期的に開催し、競技人口拡大にも意欲的。
『キックボクシングの上位概念を作る』をテーマに新日本プロレス所有のブシロードが2016年に旗揚げ。当初は肘・首相撲有りの純キックルールの団体だった。しかしスター選手不在・判定決着の増加などの問題もあり、経営はREBELSを持つDef Fellowへ譲渡され、ルールも肘アリのレッド、肘無しのブラックの2つに分けられた。
RISEを伊藤隆と共に旗揚げした元キックボクサー山口元気が2010年に旗揚げした団体。山口が代表を務めるDef Fellowがイベント『ノックアウト』の譲渡を受けたことで、レベルスはノックアウトの下位イベント的な役割となった。ルールもノックアウトと同様、肘アリのレッド、肘無しのブラックの2つに分けられた。
その歴史は古く、元日本キック王者・シーザー武志によって1985年に創立された。団体名でもあり、独立した一つの競技名でもある。ルールは通常の肘・首相撲有りのキックルールに投げ技、立ち関節をプラスし「立ち技総合格闘技」を謳っている。RIZINで活躍するRENAをチャンピオンに擁する。
1996年、全日本キック連盟が分裂。同連盟理事長と所属ジムの過半数が離脱し、結成された団体である。2009年、世界王座認定団体WBCが認める世界ムエタイ王座の国内ランキングをJPMCの管理の元、MAキックと共に争うこととなった(※NJKF日本ランキングより上位)。2015年より女子部門『ミネルヴァ』がスタート。
「打倒ムエタイ」を掲げる老舗団体。1983年、日本キックボクシング協会から伊原道場が独立し設立された。長らく他団体と交わりはなかったものの、2017年にNKB、KNOCK OUT、REBELSなどとの交流を開始。しかし2019年には加盟ジムの約3分の1の8ジムが新団体ジャパンキック設立のため同協会を離れた。
1966年に生まれた世界初のキック団体「日本キックボクシング協会」がこの団体の祖である。当時は沢村忠をエースに据えTBSテレビ放送にて空前のキックブームを巻き起こした。その後は数々の団体間で合体・離散を繰り返し、名称も→日本キックボクシング連盟→NKBと変わり現在に至っている。
極真王者の大賀雅裕がキックに転向し発足させたジム「アクティブJ」が母体。同ジムが加盟していた全日本キックを1998年に抜けて興した団体で、小比類巻貴之の元所属団体である。イベントはトッププロのJ-KICK、新鋭プロのJ-FIGHT、女子プロのJ-GIRLS、アマチュアのJ-GROW、の4カテゴリがある。
2013年。MAキックから橋本道場を中心とする27ジムが独立し、旧MAの伝統を受け継ぐ団体として設立された。旧MA時代より200回以上の開催を誇るアマチュア部門もこの団体の下部組織に転じ、これにより、アマ→プロ→新人王→ランキング戦…さらに王者はKNOCKOUT、RISEなどの大舞台で活躍できる体系を確立させている。
2019年。新日本キックボクシング協会に所属していた複数のジムが方向性の違いにより協会を退会、新たな加盟を含めた10ジムで発足させた団体。代表は治政館ジムの長江國正会長。新日本キック王者だった石川直樹と石原將伍はベルトを返上し、それぞれの階級でジャパンキックの初代王者に認定された。
2010年に発足。「統一への道」という壮大なサブタイトルが示す通り、各大会のメインを含む後半数試合は様々な団体の王者たち同士の対決がマッチメイクされている。さらに各階級に団体独自の王座も持ち、ある意味でKNOCKOUTが設立当初に目指していた「キックボクシングの上位概念」的な団体になっている。
2012年旗揚げ。K-1GPで4度王座に輝いたアーネスト・ホーストがエグゼクティブプロデューサーを務める団体である。代表は北斗旗空手道選手権軽重量級2位で、オランダ修行時代にアーネスト・ホースト師事を受け、来日時にはチームスタッフも務めた土居龍晴。将来的にヨーロッパ中心に世界への拡大を目指す。
2013年より国内で開催されている本格的なムエタイ興行で、WMC(世界ムエタイ評議会)の認定興行でもある。代表はエイワスポーツジム会長 中川夏生。日本人がキックルールではなくムエタイルールで本場タイでも通用することを証明する。歴代王者には石井一成、吉成名高、大崎一貴、スアキムなどの錚々たる名前が並ぶ。
2004年、オランダの名門キックジム「ドージョーチャクリキ」の日本支部がノブハヤシを中心としてオープン。2015年より骨髄バンクチャリティ大会「CHAKURIKI」を開催した。元K1のヘビー級選手たちによるキック戦に加え、青木真也や藤原喜明を交えたプロレス・MMAなど多彩で夢のあるイベントを提供している。
埼玉拠点。2017年に元Krush興行部長でありプロ修斗選手だった坂本光広が旗揚げした総合&キックのイベント。
試合はほぼ8割がキックルールで総合の試合は少ない。
名古屋拠点。2005年に空手家の志村民雄が旗揚げした総合&キックのイベント。総合ヘビー級王者に石井 慧、キックライト級元王者に皇司などがいる。その他にも高阪剛、バンナ、アーツなどの大物を参戦させている。2009年からはセミプロ格闘技イベント「HEAT NEW AGE CUP」も開催している。
MAキック(マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟)
1985年設立。日本キック内の主要ジム会長たちと対立した理事・石川勝将が日本キックを離脱し設立した。設立以降、MAキック内でも加盟ジム同士の対立が幾度となく勃発。離反したグループはそれぞれ全日本キック、新日本キック、イノベーションなどを設立させていった。現在は16ジムで活動。代表は士道館最高師範の村上竜司。
SUK WAN KINGTHONG(スック・ワンキントーン)
RKS(リアル カクトウ スピリッツ)
1MC
競拳